44人9団体が受賞/人見絹枝スポーツ顕彰
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 スポーツの国際大会などで活躍した選手や団体に贈られる「岡山市人見絹枝スポ ーツ顕<彰」の表彰式が31日、岡山市役所(同市大供1丁目)であった。特別スポーツ栄誉賞に選ばれたマラソンの松尾和美選手(天満屋)ら44人9団体に、萩原誠司市長から表彰状と記念品が手渡された。

 この顕彰は、同市がスポーツ振興を図ろうと同市出身で日本人女性初の五輪メダリスト人見絹枝さんにちなんで新たに設けた。市内に活動拠点を置くアマチュアの個人と団体が対象で、特別スポーツ栄誉賞、スポーツ栄誉賞、スポーツ奨励賞などがある。

 松尾選手は昨年の名古屋国際女子マラソンで優勝。松尾選手らを育てた天満屋女子陸上部の武冨豊監督と、
全日本学生パワーリフティング選手権で男女総合優勝した岡山大ウエートトレーニング部の三浦孝仁顧問は、優れた指導者が対象のスポーツ功労賞を受賞した。

 武冨監督は「3年後の岡山国体に向け新しい若い力が出てくるよう努力したい」とあいさつ。現役引退を発表したばかりの松尾選手は「自分に子どもができた時に胸を張れる賞をいただけた。支えて下さった人に感謝したい」と話した。 inserted by FC2 system